高卒・専門卒・大卒が混在。最大4歳差の新入社員を一つにする方法
トヨタユナイテッド静岡株式会社の新入社員は、高卒・専門学校卒・大卒が混在し、最大4歳の年齢差があります。4月に一斉入社しても、学歴・価値観・生活経験が異なる若者が自然と打ち解けるには時間がかかります。
2014年、人財育成・採用担当部長に就任した匂坂 純也氏は「教育そのものを会社の『ブランド』の1つとして昇華させたい」という想いから、新入社員教育の抜本的な刷新に着手。「知識や技術は後づけできるが、意識・姿勢・価値観のインストールは入社時の導入教育が非常に重要」という考えのもと、2015年度の新人教育プログラムを策定。課題図書として配布していた『7つの習慣』と連動する体験型研修を探す中でJOWAと出会いました。
毎年4月下旬。入社直後のタイミングで、全員をアウトドアへ
「弊社の新人研修のテーマの1つである『最高の同期チームづくり』を達成するために、毎年4月の終盤に研修をお願いしています」と語る人事部・塚本 剛史氏。4月1日に入社し、およそ1か月間を共に過ごした仲間と、非日常のこの空間の中で本音で語り合うこの研修は「弊社にとってもう欠かすことができない育成プログラムの1つ」となっています。高校卒・専門学校卒・大学卒と最大4年の年齢差がある新入社員が、「焚火」で本音を語り合うことで「まるで魔法にでもかかったかのように一気に壁や距離がなくなり、団結力のあるよいチームになってしまう」変化が毎年生まれています。
2020年のコロナ禍では、多くの企業が対面研修をオンラインへ切り替える中、「リアルなコミュニケーションが足りない」という判断から会社の懸念を押し切って対面実施を継続。「たった2日間で腹を割って意見を出し、そして焚火で語り合い涙を流せる『本当の仲間』の状態に」なる体験が、その決断の正しさを証明しました。
たった2日間で腹を割って意見を出し、そして焚火で語り合い涙を流せる「本当の仲間」の状態に。
— 人事部 塚本 剛史2015年以降、若手離職率が大幅に低下
- この研修を導入した2015年度以降、明らかに会社を辞める人間が減っている(塚本氏)
- 「なぜかこの研修を受けた後は、よく笑って、よく泣くようになり、感受性が豊かになります」(塚本氏)
- 「あいつも頑張っているから、自分も頑張らないと!」というマインドが新人たちに根づいた
- コロナ禍でも対面実施を継続。たった2日間で「本当の仲間」になれることを証明
- 企業合併後も継続参加。「定着率の向上、チームワーク強化への近道がここにある」
塚本 剛史
人事部 / トヨタユナイテッド静岡株式会社
「4月1日に入社し、およそ1か月間を共に過ごした仲間と、非日常のこの空間の中で、本音で語り合い、向き合うことができるこの研修は、弊社にとってもう欠かすことができない育成プログラムの1つです。この研修を導入した2015年度以降、明らかに会社を辞める人間が減っています。なぜかこの研修を受けた後は、よく笑って、よく泣くようになり、感受性が豊かになります。」